今週の株

👌今週の株👍:関西電力(株)

今日の「あたりまえ」を守り、未来の「あたりまえ」を創る

関西電力さんの経営理念である「あたりまえを守り、創る」は、いい言葉ですね。昨日のことですが、数日前にスパーの自動精算機で落とした10円を、「ありましたよ」と手渡してくれた「心も綺麗な ( 心が ! ではありません、心も ! です ) 女性店員」さんがおられました。彼女にとっては「あたりまえ」かも知れませんが、私にとっては「あたりまえでない」ことで、ほんとうに感謝の言葉しかありません。

ところで、私ら凡人は「あたりまえ」が嫌いで「あたりまえでない」ものを妄想し、追いかけ回しているようなので、「あたりまえ」を守るためには、どうしたらいいのでしょうか ? 。自分の例でいえば、髪の毛が少なくても ( はっきり言ってハゲでも ) カツラを被らない、頭が悪くても知ったかぶりをしない。貧乏人でも金持ちの真似をしない、などから始めることしかないようです。

昔の中国に「西施(せいし)」という絶世の美女がいて、腹痛で顔をしかめたところ、ますます美しく見えたと評判なので、村の「美しくない」女性が、私も ! ということで、腹が痛くなる物を食べて、顔をしかめて歩き回ったところ、村の男どもがギャーと叫びながら逃げ回ったという話があります。どうやら「あたりまえ」を守れ、という話のようです。

したがって、私らのような株の素人は、株のプロの方々が分析されるような、グローバル的な金融市場や、株式市場、外国投資家の動向、及び社会経済、業界の内情、企業内部情報など、まったく分かりません。また、勉強する暇もないというのが実態ではないでしょうか。仮に「生かじり」をして、株のプロの方々の真似をしても、しょせん「村の美しくない女性」のように、お笑いぐさにしかなりませんから、「あたりまえ」、つまり株価は、その企業の財務内容に基礎をおいている、という考えを守って行きたいと思います。

さて、関西電力は、他の電力会社もそうですが、膨大な設備投資を必要とします。したがって「設備・投資等でのお金」の動きを示す茶色のグラフはどうなっているのか ? 、また、電力料金は認可制度であることから「事業の儲けでのお金」の青色のグラフの推移はどうなっている ? などに注目しながら、前年にタイムスリツブして、つまり、昨年の令和5年6月( 2023年3月決算が公開された6月)時点で、株価は、上がるか、下がるか ? を判断してみて下さい。

【株価は、有価証券報告書で公表されている毎年の決算期まで前1年間における最高株価と最低株価を単純に平均したものです。】

株価はさらに上昇 ! !  財務内容だけでは測れない株式市場

関西電力(株)の今年(2024年)2月末日における株価は、さらに上昇してました。「月間相場表(日本取引所グループ)」で調べたところ、月の最高株価と最低株価の単純平均ですが、昨年3月の決算期末における前1年間の平均株価に比べて54.1%アップしてました。

冒頭の最初に見ていただいたグラフは、関西電力が毎年の決算期末に獲得しているキャッシュ(現金・預金)を、そのキャッシュ獲得の4つの原因で分析したグラフですが、それぞれ急激に上昇したり、減少したりしていますので、判断しづらかったと思います。上場企業は様々な業種・業態がありますので、ある企業にとつては、財務的に問題がある動きだとしても、同じグラフの動きでも、他の企業にとってはまったく問題とならない「あたりまえ」の動きの場合があります。関西電力の「設備・投資等でのお金」の動きはその一例といえます。

したがって、キャッシュ獲得の4つの原因で分析したグラフについて、財務の「こむづかしい」説明を少しさせていただきますので、「読む気がしない」という方は、ふっ飛ばしてください。

「A」・・株価の上昇、下降の判断に最も重要な「事業の儲けでのお金」の動きを示す青色のグラフは、ほとんど変化していませんが、電力会社の電力料は認可制なので、変化しないのが「あたりまえ」と考えます。

「B」・・「運転資金でのお金」の動きを示す緑色のグラフが下がっているのは、CP( コマーシャルペーパー、ザツクリいえば短期の資金調達のための約束手形 )の返済が、1,480億円減少しているためで、財務的に優良な企業しかこのCPは発行できません。したがって、財務的に気まったく問題ありません。

「C」・・「設備・投資等でのお金」の動きを示す茶色のグラフが上昇しているのは、長期借入金が約3,300億円増加しているためですが、電力会社という膨大な設備投資を必要とする企業にとって普通のことであって、財務的には問題はないと考えるべきです。

「D」・・「お付き合いでのお金」を示す紫色のグラフが下がっている原因の1つは、未払法人税等の金額が減少しているためであり、その他の流動資産(有価証券報告書では一括記載で詳細不明)の減少、短期投資の増加などは、今年の決算(2024年3月)でその動向を留意したいと思います。

以上で「こむづかしい」説明は止めますが、この関西電力(株)をご紹介した理由は、2月19日から続けてご紹介している企業と同じく、昨年の夏に、4つの折れ線グラフの動きを私なりの統計数値から選択して、株価は100%上がるだろうと予測した企業の一つだったからです。ただし、結果として株価が上昇していた原因は、財務以外の様々な要因や、現今の株式市場の盛況に寄るところが多大と思われます。

「事業の儲けでのお金」「運転資金でのお金」「設備・投資等でのお金」「お付き合いでのお金」については下記のユーチューブで簡単な説明動画が見れます。ご参考にしていただければ幸いです。
上場会社の財務分析手法 キャッシュフローの4つの原因分析とは? (youtube.com)

このブログでは別に「😊 今週の「株価当てクイズ」😢」を作っています
今週に追加した企業は、「トレンドマイクロ株式会社」と「楽天グループ株式会社」です。
なお、全問正解されても、賞金や景品はありませんので、どうかご容赦ください。

過去にテクテクと歩いた(これからも歩きますが)「九州のいなか道周辺」の写真で、
「肥後の国 小国町 北里 北里柴三郎生家 付近 」です。
(川の上流には300円で入浴できた町営の「ホタルの郷温泉」がありました。)

来週は、また、キャッシュ獲得の4つの原因による「今週と別の設定条件」で100%の確率で株価が上がった企業をご紹介します。
最後まで見ていただきありがとうございました。
[ 投稿日 2024年3月25日(月曜日)  投稿者  岡 陽三郎 ]

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