今週の株

👌今週の株👍:(株)プロルート丸光

冬きたりなば 春遠からじ、復活と飛躍を期待 ! 

粉飾の一つの例に、売上が少ないのに、売上が多かった、とする例があります。私は髪の毛が少ない(はっきり言えばハゲ ! )ですが、髪がフサフサのカツラを被っているようなものです (私は被っていません ) いつか強風が吹いて、カツラが飛んでハゲがバレてしまいます。粉飾報道は強風が吹くようなものですね。

誰でも、粉飾報道のあった会社の株を持ち続けようとは思わないですね。しかし、報道が出てしまえれば株価は急落して後の祭りです。ため息をつくばかりです。

下記のグラフは、2023年(令和5年)11月に粉飾報道のあった(株)プロルート丸光 さんが、毎年の決算期(3月)において、現金・預金(キャッシュ)を獲得した4つの原因を一株あたりで計算したグラフです。【株価は各決算期の以前1年間の最高株価と最低株価を単純に平均したものです】

2022年3月にかけて株価は上昇し、その後は急落していますが、投資の専門家の方々は、この会社が2021年に赤字を資本金で穴埋め(欠損補填)した情報など含めて、当然のように的確に判断されていたと思います。「さすが 専門家」ですね。

では、私らのような株の素人は、どうすれば良いのでしょうか ? それは「報道のあった会社の株を買っていなれば良かった」「報道のある前に株を売却しておけば良かった」が答えです。「馬鹿野郎、結果からもの言うな ! 」とのお叱りですね。すみません。しかし、粉飾とは会社の財務に関するものですから、その会社の財務分析から事前に予知することができないでしょうか ?

したがって、粉飾報道のあった2023年(昨年)11月より1年5ケ月前の、2022年(令和4年)6月末日の時点で公開(決算期より3ケ月遅れで公開)されたばかりの2022年3月決算期の有価証券報告書により財務分析をしたグラフは、下記のとおりです。なお当たり前のことですが、この時点では今後、株価が上がるのか、下がるのかまったく不明です。

いかがでしょうか、確かに株価は上がり続けていますが、ちょっと見た目でも「何だかおかしいな」と思われませんか。つまり、株価が上昇しているのは分かるけど、➀「事業の儲けでのお金」(青色のグラフ)は減少するし、➁「設備・投資でのお金」(茶色のグラフ)は急上昇し、➂逆に「運転資金でのお金」(緑色のグラフ)は急に減少している。「何だかグチャグチャだ、株価は上がり続けているけど、ちょっと株を買うの止めとこう」と判断されるのではないでしょうか ?

少しだけ財務分析の話をしますと、「運転資金でのお金」が減少し、「設備・投資でのお金」が上昇しているのは、運転資金としての「短期借入金」が、設備・投資としての資金である「長期借入金」に振り替わっているからです。(これほどの振り替えはあまり例がないと思います) また「儲けでのお金」が上昇しているのは、前年の2021年に今までに累積した赤字を資本金で穴埋めした結果で、来年以降も「儲けでのお金」が上昇することを保証するものではありません。

なお、(株)プロルート丸光 さんが赤字であった理由の一つは、過去に「事業構造改善費用」などの多額の支出をされていた結果です。過去に多くの会社が財務的に厳しい状態から、復活をはたした事例は数えきれないほど多くありますから、この「事業構造の改善」を達成されて、大きく飛躍されることを心から期待しています。

財務分析のややこしい話をしましたが下記のユーチューブで簡単な説明動画が見れます。ご参考にしていただければ幸いです。
上場会社の財務分析手法 キャッシュフローの4つの原因分析とは? (youtube.com)

このブログでは別に「😊 今週の「株価当てクイズ」😢」を作っています。             ( 残念ながら全問正解しても景品や賞金はありませんのでどうかご容赦ください。)

先週は株価が急上昇した会社、今週は株価が急落した会社を紹介しました。次週のブログでは普通の上場企業の例で株価を判断してみます。最後まで見ていただきありがとうございました。
[ 投稿日 2024年2月13日(前日は祭日でした)  投稿者  岡 陽三郎 ]

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