事業の遂行を通じて 広く社会の発展、人類の福祉に貢献する

安川電機の創業者である 安川 第五郎 氏 は、蒸気機関に代わる新たな動力として電動機があらゆる産業分野へ進出し始めようとしていた大正時代の初め、先行する欧米の模倣でなく、特有の技術をもって事業にあたることを目指しました。『ウィキペディア(Wikipedia)より』
言わば「蒸気機関➡電動機(モーター)」というイノベーションの時期に会社を設立したのですから並々ならぬ苦労があったと思います。年配の方は「安川 第五郎」と聞けば、60年前の東京オリンピックの組織委員長として、ブランデージIOC会長と並んでいた人で「ああ、あの人か」と思い出されるかも知れません。エピソードとして、開会式の前日夜半は雨だったが、安川氏が誠心を持って晴天になるようにと天に祈ると祈りが通じたか、開会式当日は雲ひとつ無い快晴になったので、以後、安川氏は揮毫を頼まれると「至誠通天」の四字を表したそうです。
私らの「至誠通天」は、せいぜいゴルフの前日のお祈りぐらいですが、それでも普段の行いが悪いため「どしゃ降りの雨」として天に通じているようです。その中には自分のことは棚に上げて、「お前は雨男だな」とパートナーに難クセをつける方もいますが、これではとても「産業立国」や「技術立社」の戦士とはいえず、時代の変革の嵐に立ち向かう戦士どころか戦死、または変死するのが落ちのようです。
では、㈱安川電機さんのが各期末に保有している現金・預金(キャッシュ)を、4つの原因 ( 1株あたり ) で分析してみます。まず、2年前(2022年5月、有価証券報告書が公開される月)にタイムスリップして、2022年(令和4年)2月決算の状況をグラフで見てみます。なお、株価は各年の2月の終値(日本取引所グループ:月間相場表)で表示しています。

グラフは極めてシンプルです。このグラフを作成することができる2年前(2022年5月、有価証券報告書が公開される月)で1年後2023年(令和5年)に株価は、上がっているか ? 下がっているか ? の予測は単純です。つまり、➀「事業での儲けのお金」の青色のグラフは順調に上昇している、➁その他のグラフも大きな変化はない。➡ したがって、株価が下がっているのは財務面からはおかしい ➡ 2023年の株価は上がる。という予測です。この予測が正しかったか、誤っていたかの結論は下図のとおりです。
【株価は各年の2月の終値です】

次に昨年の2023年2月決算で、今年の株価を予測すると
グラフの判断をしやすいように2020年の決算期から表示します。株価は各年の2月の終値(日本取引所グループ:月間相場表)で表示しています。なお、今年の2024年2月決算は今月5月末に公開されます。

再び、同じ質問です。ただし、日本取引所グループが月間相場表で公開している本年の3月の終値の質問です。株価は上がっているでしょうか ? 下がっているでしょうか ? グラフを見れば同じ判断をされると思います。➀「事業での儲けのお金」の青色のグラフは2024年の予測も含めて順調に上昇している、➁その他のグラフも大きな変化はない。➡ 2024年の株価は上がる。この判断が正しいか、誤っていたかは、下図のとおり18.3%アップしていて正しかったというのが結論です。

以上、(株)安川電機さんのシンプルなグラフを例に、各期末に保有している現金・預金(キャッシュ)を、4つの原因 ( 1株あたり ) で分析したグラフによる株価判断をしてみましたが、株価はその企業の財務内容のみで動くのでなく、経済環境などの他の要因でも動きます。しかし、少なくとも私らのような株の素人は、細かい情報を取得する暇もありませんので、少なくとも「あてずっぽう」でなく、その企業の財務をもって株価判断だけはしたいと思います。なお、(株)安川電機さんは、あまりコマーシャルもなく著名な企業でないかも知れませんが、誰でもが聞いたことがある企業が選ばれていて、かつ、日本の経済状況を測る物差しとして世界中で活用されている「日経平均225社」の企業です。
「事業の儲けでのお金」「運転資金でのお金」「設備・投資等でのお金」「お付き合いでのお金」については、下記のユーチューブで簡単な説明動画が見れます。ご参考にしていただければ幸いです。
上場会社の財務分析手法 キャッシュフローの4つの原因分析とは? (youtube.com)

このブログでは別に「😊 今週の「株価当てクイズ」😢」を作っています。
今週に追加した企業は、「三菱商事株式会社」と「東宝株式会社」です。
なお、全問正解されても、賞金や景品はありませんので、どうかご容赦ください。
「九州テクテク歩き」の写真は秋で、今の新緑の季節ではありませんが、夏目漱石の「草枕」の中に出てくる「峠の茶屋」の現在の姿です。肥後の国 熊本市の北西に見える「金峰山」の中腹にあります。

来週は、今週の「株価当てクイズ」で提供している「三菱商事株式会社」について報告します。
最後まで見ていただきありがとうございました。
[ 投稿日 2024年5月13日(月曜日) 投稿者 岡 陽三郎 ]
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