今週の株

👌今週の株👍:川崎汽船(株)

青 い 海 を 明 日 へ つ な ぐ

今週は、2023年にグラフの動きから判断して株価が上昇する確率が63.6%と判断された企業の中から川崎汽船株式会社を報告します。同社の創業者であり川崎造船所の社長でもあった 松方 幸次郎 氏は、第一次世界大戦の終了で世界の船舶需要が平常に戻ったにもかかわらず、一定の需要を見越して船舶を建造するという決断とともに、外国の海運業者に対抗して船舶を運行する事業を興さなければならない、と考えて同社を大正8年に設立しました。一見すると「ああ、そう」と軽く受け止めがちですが、第一次世界大戦終了後という不況の到来した時期で、先の見込みに確たるものがない中での判断ですから、大変な勇気だと思います。

この 松方 幸次郎 氏は、明治時代の総理大臣 松方 正義 の三男という華麗なる一族の出身ですから、私らのような由緒正しい(?)貧乏人とは違います。また、氏は若い時に、宿の隣客の「いびき」がうるさいと口の中に石を詰め込んだというエピソードもあるぐらいの人ですから、インド・太平洋の青い大海原を相手に大規模な海運事業を興せたのかもしれません。

2020年から2023年まで、青色のグラフに沿って株価が動く

川崎汽船(株)の今年の決算は、6月下旬に有価証券報告書として公開されましたが、各期末に保有するキャッシュを、その獲得した4つの手段である「事業の儲けで獲得したお金」「運転資金で獲得したお金」「設備・投資等の長期資金で獲得したお金」「お付き合いで獲得したお金」で区分したグラフは下図のとおりです。特徴的なのは、2020年から2023年まで、青色のグラフに沿って株価が動いていることです。【2022年10月1日に株式分割があったために、2022年3月までの株価は、決算前の1年間の最高株価と最低株価の単純な平均値の3分の1で表示しています。】

グラフの分析から株価は2,500円を超えて上昇するか?

今年の2024年3月の決算で算定される青色のグラフ「事業の儲けでのお金」よりも株価は下に位置するように下がっています。前年の2023年までは、青色のグラフに沿って株価が動いてきたことを考えれば、今後株価は2,500円まで上昇すると判断されます。そこで今年の4月、5月、6月の株価の動きをみてみると徐々に上昇しています。今月の7月以降も株価の動きに注目したいと思います。

過去2年(2020年、2021年)の「事業での儲けのお金」と「株価」が低迷していた原因について

2020年と2021年に「事業での儲けのお金」と「株価」低迷していますが、その原因は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による世界的な船舶需要の低迷にありました。どのような企業であってもクローバルな経済の影響を避けることはできません。したがって、私ら株の素人としては、それらの悪影響に耐えることができる企業であるかどうか、長期の不況にも耐えられる体力(財務内容)があるかどうかの判断が重要と思います。さらに、改めて確認したいのは、やはり業績の良し悪しに株価は素直に反応するということです。その意味では「事業の儲けでのお金」の動きでもって、今後とも株価の動きを判断するとともに、キャッシュを獲得する他の3つの手段である「運転資金でのお金」「設備・投資等でのお金」「お付き合いでのお金」の動きも、企業の財務体力を判断するうえで重視していきたいと思います。【なお、下図に続けて2020年と2021年の有価証券報告書の「損益計算書(営業利益まで)」を表示しています。】

「事業の儲けでのお金」「運転資金でのお金」「設備・投資等でのお金」「お付き合いでのお金」については下記のユーチューブで簡単な説明動画が見れます。ご参考にしていただければ幸いです。
上場会社の財務分析手法 キャッシュフローの4つの原因分析とは? (youtube.com)

このブログでは別に「😊 今週の「株価当てクイズ」😢」を作っています
今週に追加した企業は、「日本電気株式会社」(NEC)と「オムロン株式会社」です。
なお、全問正解されても、賞金や景品はありませんので、どうかご容赦ください。

「九州テクテク歩き」の花は、豊後の国 大分県の「筋湯温泉」から「宝泉寺温泉」まで山道を抜けてようやく民家を見た時に撮った花です。路傍にみんなで仲良く並んで、7月の夏の日差しにも負けないで咲いていました。

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来週は、今年の2024年3月決算の有価証券報告書が、6月下旬に金融庁のWebである EDINET で公開されましたのでその中から選択して報告します。
最後まで見ていただきありがとうございました。

[ 投稿日 2024年7月1日(月曜日)  投稿者  岡 陽三郎 ]

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