今週の株

👌今週の株👍:コナミグループ(株)

世界中の人々に夢と感動を。

コナミグループ(株)は、現在ゲームソフトやアミューズメント機器の製造・販売とスポーツクラブの運営などを展開していますが、昭和44年の創業時は「ジュークボックス」のレンタルと修理からのスタートでした。なお当時のスナックやバーにはカラオケはなく、お金を入れたらレコードで歌が聞ける「ジュークボックス」の時代でした。創業者は 上月 影正 (こうづき かげまさ、現在84歳) 氏 で「日本の将来は教育にあり」との思いで、昭和57年に「上月教育財団」を設立、ずいぶんと苦労されたようですが、「功を焦るより力を蓄えよ」との精神で財団を発展させて社会貢献されています。

コナミグループ(株)の株価は、下図のとおり順調に上昇しています。

コナミの株価の上昇を財務内容で判断してみると・・

コナミグループ(株)が毎期末に保有する現金・預金(キャッシュ)を、その獲得した4つの手段である①「事業の儲けで獲得したお金」、②「運転資金で獲得したお金」、③「設備・投資等の長期資金で獲得したお金」、④「お付き合いで獲得したお金」で区分して分析してみました。( なお、株価は上のグラフのような「終値」でなく、有価証券報告書に記載されている各決算前の1年間の「最高株価と最低株価の単純な平均値」です。)

極めて財務内容の良いグラフになっています。まず、水色のグラフ「事業の儲けで獲得したお金」がはるか上位にあって上昇傾向を示しています。また、他の原因で獲得したお金の3つのグラフに大きな変化はありません。したがって、このようなグラフの動きを示す企業の株価は、他の要因はともかく財務的な判断する限り上昇するのは当然です。

売上、利益が減少なのに青色のグラフの上昇はなぜ?

売上(営業収益)、利益とも前期に比べて減少していますが、「事業の儲けで獲得するお金」の2025年の予測はアップしています。なぜでしょうか、それは当期の業績のみでなく、過去に「事業の儲けで獲得したお金」(配当金などで社外に流出したお金は除かれれてます。)も考慮して予測しているためです。まず、営業収益(売上高)と利益を損益計算書で見てみると確かに減少しています。

しかし、過去に「事業の儲けで獲得したお金」は、有価証券報告書の純資産の部の「繰越利益剰余金」をみますと。2024年3月決算では約153億円増加しています。したがって、過去からずっと繰り越されてきた利益、つまり、過去の事業の儲けのお金は来年の2025年も積み上がると予測されるからです。

受取配当金の減少は、子会社などの関係会社の問題では?

受取配当金は、すべてが株式を持ち支配している子会社からのものだけとは限りませんが、この受取配当金が減少したということは、子会社などの関係会社に何か問題が生じているのでしょうか。問題がある場合は、①損益計算書の営業外費用又は独別損失に、例えば「関係会社株式評価損」などの計上があり、②貸借対照表の資産に表示される「関係会社短期貸付金(長期貸付金)」の残高が急増加している。つまり子会社などへ多額の資金を注入している。③貸借対照表の負債に表示される「関係会社短期借入金(長期借入金)」の残高が急に減少している。つまり、子会社などへ借りていた資金を急いで返済している、などがあり財務的な注意が必要です。

しかし、コナミグループは、確かに2024年3月決算では「受取配当金」が少なくなっていますが、下記のとおり有価証券報告書の資産・負債とも注意すべき事項が認められませんから問題ありません。なお、関係会社株式の期末残高もまったく同額で変化がありません。

今後の株価はどうなる?

「株価」を「事業の儲けで獲得したお金(単位は百万円)」で割った数は、下図のとおりすでに7倍を超えていますが、この業種からみて極端に割高といえないこと、さらに、財務的に良好であることから現状の株価で大きな変化はないだろうと考えられます。

「事業の儲けでのお金」「運転資金でのお金」「設備・投資等でのお金」「お付き合いでのお金」については下記のユーチューブで簡単な説明動画が見れます。ご参考にしていただければ幸いです。
上場会社の財務分析手法 キャッシュフローの4つの原因分析とは? (youtube.com)

このブログでは別に「😊 今週の「株価当てクイズ」😢」を作っています
今週に追加した企業は、オリックス(株)、セコム(株)です。なお、正解しても賞金や景品はありませんので、どうかご容赦ください。

今週の「九州テクテク歩き」の写真は、筑後の国を東西に連なる耳納(みのう)連山の麓にあるお寺の山門で1月に見た黄梅 ( おうばい? 間違いかもしれません ) です。

¸.X¨

最後まで見ていただきありがとうございました。
[ 投稿日 2024年12月16日(月曜日)  投稿者  岡 陽三郎

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