今週の株

👌今週の株👍:トヨタ自動車(株)

「障子を開けてみよ、外は広いぞ」

「障子を開けてみよ、外は広いぞ」とは、トヨタグループの創始者 豊田 佐吉 翁の言葉だそうです。世界的企業にふさわしい言葉だと思います。今週、トヨタ自動車(株)の財務について報告するのは、昨年の夏に、前年(2022年)の決算状況と、1年後の株価(2023年)の関連性を調べたところ、ある種の財務条件で選択した場合に、株が上昇する確率が50%という企業の中に、なぜかトヨタ自動車(株)が含まれていて不思議に感じたからです。つまり、毎年のように売上、利益とも記録更新している報道があるのに株価が下がっているのは何故だろうかとの思いです。

令和4年(2022年3月決算)にさかのぼってみると・・

トヨタ自動車(株)ともあろう企業が、おかしなグラフになっています。その原因は、2021年10月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行った結果、1株あたりの金額を計算する際の分母の株式が、前年の2021年に比較して5倍となり、1株あたりの数字が1/5となっていたからです。このグラフの状況で1年後の2023年の株価は上がってるか、下がってるかを、株式の分割を考えずに単純にみれば、青色のグラフの「事業の儲けでのお金」が急減してますから、株価は下がると判断されると思います。実際に1年後の2023年の株価は下図のとおり下がってました ! 。なお、株価は月間相場表(日本取引所グループ公表)における各年3月の終値です。

株式分割で株価が上がるのか、下がるのかは、様々な要因で決まると思われますが、プロの株式投資家の方も判断が困難だと思います。しかし、少なくとも企業の財務の各年の動きで株価を判断しょうとする者にとって、株式分割などのように例年にはないことがあった場合には、前年と同じ条件で対比・判断する必要があります。そこで2022年の株式分割がなかったとして、株式分割後である2022年3月決算期の株式数に5倍を乗じて1株あたりの数字を計算することとします。つまり、前年の2021年3月の株式数(まったく同じではありません、多少の数の違いがあります)で計算してみます。なお、株価は月間相場表(日本取引所グループ公表)における各年3月の終値です。

青色のグラフである「事業での儲けのお金」は順調に伸びました。つまり、財務的にまったく問題はないことが分かります。したがって、このグラフの動きで見た場合、1年後の2023年3月に株価が下がっていたのは「財務的にはおかしい ! 」、今後は必ず上昇するはずだ、とならないでしょうか。

さらに、株式分割がなかったとしてグラフに令和5年(2022年3月決算)を追加してみると・・・

このグラフならば、誰しも今年(2024年)は株価は上がると判断されると思います。そこで今年2024年の4月の終値を月間相場表(日本取引所グループ公表)で調べてみました。やはり株価は急上昇していました。

財務の分析をして株価の下がっていた2023年3月に株式を購入していたら大儲けできた ?

結果が分かっていて能書きを述べる「後出しジャンケン」のようですが、トヨタ自動車(株)の株価が下がっていた昨年の令和5年(2023年3月決算)に、仮に前期の株式分割がなかったものとして作成した上記のグラフで判断して、株を購入していたら「大儲け」できたと思いますがいかがでしょうか。なお、今年の決算(2024年3月決算)は、金融庁のWebサイト「EDINET」で6月末に公開されますので、新たにトヨタ自動車(株)が決算期末に保有する現金・預金(キャッシュ)を、そのキャッシュを獲得した4つの手段である「事業の儲けで獲得したお金」「運転資金で獲得したお金」「設備・投資等の長期資金で獲得したお金」「会付き合いで獲得したお金」で分析して報告したいと思っています。

「事業の儲けでのお金」「運転資金でのお金」「設備・投資等でのお金」「お付き合いでのお金」については下記のユーチューブで簡単な説明動画が見れます。ご参考にしていただければ幸いです。
上場会社の財務分析手法 キャッシュフローの4つの原因分析とは? (youtube.com)

このブログでは別に「😊 今週の「株価当てクイズ」😢」を作っています
今週に追加した企業は、「株式会社大林組」と「株式会社SUBARU」です。
なお、全問正解されても、賞金や景品はありませんので、どうかご容赦ください。

「九州テクテク歩き」は肥後の国 熊本県荒尾市にある「宮崎滔天」(明治時代に孫文など清朝打倒に立ち上がった数多くの中国の革命家を支援し続けた)の生家の庭先に紫陽花が咲いていました。また、大きな「すももの木」の実が熟してたくさん落ちていましたので、一つ拾って食べてしまいました。とてもおいしかったです。

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来週は、トヨタ自動車と同じように、昨年夏に株価と企業財務の関連性について調べた結果、株価が上昇する確率が50%であった(株)大林組です。(先行して今週の「株当てクイズ」にグラフを提供しています。)
最後まで見ていただきありがとうございました。

[ 投稿日 2024年5月27日(月曜日)  投稿者  岡 陽三郎 ]

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